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3. 野鳥

 

大阪湾沿岸域に飛来、生息する野鳥のための自然・環境保護の重要性が高まるなかで少範囲ではあるが干潟が残されている大阪湾東岸の男里川及び大津川河口、また、人工緑地ではあるが助松埠頭、南港、甲子園浜等に、シギ・チドリ・サギ・カモメ類等たくさんの野鳥が集まってくる。

 

3-(1)兵庫県・大阪府下湾岸域における野鳥の出現場所と種類

 

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南港 : 大阪南港野鳥園 大阪市住之江区南港北3丁目5-30 06-613-5556(管理者:(財)大阪港開発技術協会)

その他 : 習慣的に飛来する地域。

 

問い合せ先 : 大阪府農林水産部緑の環境整備室 06-941-0351

兵庫県農林水産部林務課 078-341-7711

目本野鳥の会大阪支部 06-543-0144

 

淡路島地区における鳥相概況は、一部を除いて環境は一般に貧弱であり、とくに生息地となる河川が比較的少ない。その他、注目すべき種としては、淡路島南端の離島である沼島にウミウ、ヒメウ等がおり、集団で越冬している。

 

渉禽類 : 嘴・頸・脚などが長く、水中を歩き餌を漁るのに適している鳥類の総称。

猛禽類 : 性質が荒い肉食の鳥類。(他の鳥類や小動物を捕食し、上嘴は湾曲して鋭く、翼は強大で飛行は迅速。)

水禽類 : 水面に浮いて休息することの多い鳥類。(体型は舟形で脚は短く蹼があり、水上生活に適応している。)

鴎類 : 水禽類と同種であるが、特にカモメ科に属する鳥類。

 

 

 

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