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<兵庫県の藻場>

大阪湾岸域における海草類の採取実態及び地区毎の調査報告書として作成されていないが、アマノリ類の養殖は神戸市西部、淡路島東岸の沿岸および神戸市沖10kmの海面において広範囲におこなわれている。

ワカメ養殖は大阪湾では昭和47年ごろからはじまり、現在では淡路島東岸、明石、垂水付近の沿岸域でたいへん盛んである。コンブは天然の寒流域にしか生育しないため、養殖はされていない。

 

淡路島東岸域に分布している種類として、アマモ、アラメ、ガラモ、アオサ、テングサ、その他の海草となっている。

 

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8. サンゴ礁

 

造礁生物が集積、固結しててきた礁石灰岩が低潮位画または、それに近い位置まで海底から高まり、防波構造をつくっている地形という。

大阪湾沿岸域におけるサンゴの記録はない。

 

 

 

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