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2.河川・運河

 

大阪府では、都市の発展と成熟度に応じた十分な治水安全度を確保し、21世紀の国際都市にふさわしい、水害のない安全で快適な街づくりをめざして、地域の自然条件や社会特性に応じた河川改修事業、ダム事業、砂防事業などの治水対策を実施している。また、河川整備長期計画として、河川改修、総合治水対策、河川環境整備が掲げられている。

大阪湾には、平均毎秒420トンあまりの大量の河川水が流入している。これを年間の体積に換算すると約13km3となり、大阪湾の容積の約3分の1となる。しかも、その大部分が淀川・神崎川・木津川・安治川・大和川・武庫川等、湾の東北郡に集中する河川で占められてる。

これらの6河川を合わせた平均流量は毎秒約390トンで、全体の92%を占める。

 

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