(5)分析方法
各実験項目の分析方法を以下に示す。
?オキシダント濃度
ヨウ素滴定法;
a 試水採水
b 試水10〜100mlをピペットで、予めヨウ化カリウム2gを入れた三角フラスコ(300ml)に試水を移す。
c 三角フラスコを静かに振り、ヨウ化カリウムを溶解
d 硫酸5mlを添加し混合
e 暗所に5分間放置
f イオン交換水を加えて100mlに定容
g 遊離ヨウ素を0.005mol/L チオ硫酸ナトリウム溶液で滴定し、溶液の黄色が薄くなったのを確認後、でんぷん(指示薬)を1ml添加
h ヨウ素でんぷんの青色が消えるまで再滴定(滴定量;a ml)
i オゾンを注入しない原水について同じ方法で滴定(滴定量;b ml)
j オキシダント濃度の計算
オキシダント濃度(mg/L)=(a-b)×f×0.120×1000/検水量(ml)
f:チオ硫酸ナトリウム溶液のファクター
?TOC(全有機炭素)
JISK0102,22.1