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(4)実験手順

実験は、鹿島港および大阪南港の供試海水共に、下記の手順で行った。

 

?予備試験

装置稼動条件(試水量:20L,時間:3分,ポンプ循環流量:14L/分)におけるオゾン発生流量レンジ調整による目標オキシダント濃度(0.1mg/L,1.0mg/L,10.0mg/L)達成程度のチェック、およびポンプ稼動による温度上昇の所定温度条件20℃±3℃範囲内のチェックを行った。

?本実験

a 原水の分析処理・観察

TOC,クロロフィルa,フェオフィチン,植物プランクトンの種別細胞数等,動物プランクトンの種別個体数等,一般細菌,APT

b 装置によるダメージ実験

オゾンを注入せずに上記した稼動条件で装置を運転し、1時間後および24時間後に分析処理・観察した。

分析項目;

クロロフィルa,フェオフィチン,植物プランクトンの種別細胞数等,動物プランクトンの種別個体数等,一般細菌,APT

c 目標オキシダント 0.1mg/L 実験

上記、装置稼動条件でオキシダント濃度0.1mg/Lに向けてオゾンを注入し、運転停止1時間後および24時間後に分析処理・観察(分析項目;同上)した。また、注入直後と1時間後および24時間後にオキシダント濃度測定した。

d 目標オキシダント 1.0mg/L 実験

上記、装置稼動条件でオキシダント濃度1.0mg/Lに向けてオゾンを注入し、運転停止1時間後および24時間後に分析処理・観察(分析項目;同上)した。また、注入直後と1時間後および24時間後にオキシダント濃度測定した。

e 目標オキシダント 10.0mg/L 実験

上記、装置稼動条件でオキシダント濃度10.0mg/Lに向けてオゾンを注入し、運転停止1時間後および24時間後に分析処理・観察(分析項目;同上)した。また、注入直後と1時間後および24時間後にオキシダント濃度測定した。

 

 

 

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