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この研究プログラムは、次の14のプロジェクトで構成されている。

No.1:各プロジェクトの導入,管理

No.2:DSS(Decision Support System)との関連で、豪州諸港における「標的種」の拡散および相対数についての検証

No.3:現存する情報の見直しおよびDSSの基礎となる連絡体制の開発

No.4:現存の危険評価方法の見直しおよびDSS用モデルシステムの開発

No.5:No.3,4から得た情報のコンピューターデータベース・DSS(トライアル)用ソフトの開発,導入

No.6:豪州諸港における各種(事前)環境調査

No.7:バラスト水によるコレラ伝播の可能性検証

No.8:バラスト水の熱処理

No.9:豪州諸港入港船に対するバラスト水管理に関する豪州規則の周知徹底

No.10:バラスト水の採取・試験方法の開発

No.11:「標的種」のバラスト水中生存の可能性評価

No.12:緊急時およびバラスト水排出禁止船舶におけるバラスト水排出のための緊急対応計画の策定

No.13:船舶外板汚損生物の量および変化に係わる検記ならびにハイリスク船とその航路の特定

No.14:環境中における「標的種」状態の検証

 

このプログラムの中心は、DSSと呼ばれているものである。 DSSは、入港船がバラスト水交換(リバラスト)を実施すべきかどうかを主管庁が決定できるように、各船舶の危険レベルの情報を提供できるようなものとして提案されるなど、豪州に寄港する個々の船舶についてその危険性を評価し、有害種の侵入に係わるリスクを最小限におさえるために最も適切な処置を決定するためのものである。

このシステムにより、主管庁は、特定の船舶を標的にすることができ、国際的なバラスト水管理にも有効な方法であるとしている。

 

(5)バラスト水排出規制の研究

米国が、バラスト水規則に関する連邦法(案)の内容を裏付けるものとして、実現性,検証方法,有害種規制措置等について研究したものである。

研究結果は、以下のようにまとめられる。

?バラスト水管理方策の現状

・現在は、有害種の侵入を防止するいかなるシステム,方法も存在しない。

・現在のところ、有害種による被害を最小にくいとめる方法は、洋上における

 

 

 

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