が適合しなければならない要件がいくつかあり、例えば、タンク付近に蒸気配管を設けないこと、特別な電気的要件等があげられる。
同作業部会のなかで、できれば、製造者と協議して適切な要件を策定し、今後の作業部会の場で報告することを申し出たものがいた。
スチレンモノマーの不活性化
10.16 当小委員会は、同作業部会のメンバーの幾人かが、貨物温度、酸素濃度及び重合抑制剤の濃度/有効性の点から技術的な問題があることを提議し、ギリシャ及びINTERTANKOがこれらの問題に対し、作業部会として十分納得いく回答が得られるような補足の技術的情報を提供することを銘記した。
積荷時のスチレン中の溶存酸素濃度は、おおよそ14週間通常の条件下で重合を防ぐのに適切であり、典型的な航海においては、おおよそこの半分の期間重合を防止できる。
従って、酸素を2〜8%含むイナートガスは、重合抑制剤を効果的に維持するための酸素の補足的な安全性の限界といえる。
10.17 当小委員会の大多数は、イナートガスの特性及び貨物温度の監視の実施に関する提案において安全性を記した規定の15.13.5からスチレンモノマーを免除する提案に合意した。これは現行の要件と同等の運送要件であり、IBCコードの改正が、今後検討されることが確認された。このため、MSC及びMEPCに対し、当小委員会が作成した、本報告書付録9に示されるMSC/MEPC回章案を承認することを要請した。
ノルウェー代表は本件についての立場を保留した。
10.18 本件に関連して、当小委員会は、ビニル酢酸モノマーの運送に関して、当該物質の運送には、酸素重合抑制剤の使用が求められているが、窒素を封入して運送する方法も安全であるとの早急な結論を下したことを想起こした。
本件に関する情報を、種々の貨物に対する抑制剤及び安定剤について記したMSC回章により周知することが合意されたが、回章は、いくつかの物質に関する技術的データの不足のため策定されなかった。
大気またはイナート状態でビニールアセテレイトモノマーを運送することを認める本決定を確保するため、当小委員会は、本報告書付録10に示すビュールアセテレイトモノマーの登録のために、特別要件“15.13”に対する脚注を加えることが最善の方策であるとし、本決定に合意した。