日本は、フランス及びロシアからの支持を得て、IAEAを支持し、かつ、議長の報告として15.7.1項に記載の、MSC68における自国の声明を繰り返した。
フラスコ海上輸送に係る具体的危険性に関する文献調査及び関連重大事故シナリオ
15.24 当委員会は、放射性物質の環境への潜在的危険性を評価するために、IMO、IAEA及びUNEP等で構成される非公式機関間部会を設置すべきこと、また、本部会の当面の作業は、本件に関する文献再調査を行うという合意事項を想起した。
15.25 事務局は、MEPC40/15/2の紹介において、当委員会に対し、この部会が設置されたこと、また、MEPC40/WP.4に記載の、文献再調査のための根拠として用いるべき委託事項原案をいくつか作成・策定したことを当委員会に報告した。
事務局は、当委員会に対し、文献再調査の見積り額はおおよそUS$60-70Kであり、また、本調査の財政的支援を歓迎する旨を助言した。
15.26 委託事項の原案は、当初予想していたものより、より広範囲なものに思えるとの若干の懸念が表明されたが、当委員会は、再調査は、当面適切な資料の特定・再調査に絞るべきであり、また、実質的な評価が行われる以前の、できるだけ早期の適切な時期に、暫定報告書を作成すべきでことで合意した。
16 公式安全性評価(FSA)
16.1 当委員会は、MSC68において、FSAMEPC/MSC合同作業部会が、人的要因(HE)作業部会と合同で会合し、報告はMEPC40/16/1として、IMOの規則策定過程へのFSA適用のための関連暫定ガイドライン(MEPC40/16)と共に報告されたことを想起した。
この合同会合の結果から得られた人的要因に関する問題点が、議題5で議論されたことを銘記し、当委員会は、FSAに関連するこれらの問題点を検討した。
16.2 議長は、本件は、複雑な案件である反面、IMOの規則策定過程にとって有力・有益な案件であることを指摘し、また、本件に慣れ親しむことを締約国に促した。
16.3 報告書とガイドラインを確認し、当委員会は、
.1 IMOの規則策定過程への総合安全評価(FSA)適用のための暫定ガイドライン並びに暫定ガイドライン普及のためのMSC/MEPC回章案(MEPC40/16に添付のMSC68/WP.13、付録2)を承認した。