8.14 韓国は、書簡MEPC40/8/6において、MARPOL73/78附属書V付録書の廃棄物記録簿に定められる分類は、附属書Vの付録書I、1.7.10項に定義されているような、運航上の廃棄物についてカバーしていないことを指摘した。
しかしながら、すす、ペイントくず、貨物残留物といった多くの種類の廃棄物が分類されないままになっていることから、船内発生廃棄物を排出又は焼却するために、これらの廃棄物を適切に分類すべきことを提案した。
当委員会は、韓国提案を審議し、いくつかの代表が、廃棄物記録簿の正式改正というよりはむしろ、解釈による本件解決ということで、この提案を支持した。
当委員会は、この解釈案を、解釈・改正起案部会に委託した。
8.15 当委員会は、当該起案部会の報告書を受け取り、起案部会における討議の間、“運航上の”廃棄物のような廃棄物の素姓による廃棄物の分類の概念は、附属書Vの付録書現行3.3項及び3.4項に記載の、廃棄物の性質による分類の概念との調和を可能とする意味となることを認識した旨の報告を受けた。
これにより、現在ではMARPOL73/78条約附属書Vに基づく要件に従う必要のない運航上の廃棄物に、排出要件を適用することができる。
8.16 したがって、韓国代表は、起案部会指摘の問題点を考慮した修正解釈案を、再度MEPC41に提出することを約束した。
9 附属書I(第10規則及び25A規則)改正採択
第10規則及び第25A規則
9.1 当委員会は、事務局が提出した、MEPC39において承認された、特別海域として北西ヨーロッパ海域を指定する附属書I第10規則改正並びにタンカーの完全な復原性に関する第25A規則追加についての書簡MEPC40/9を検討し、かつ、これらの基本的承認を再確認し、また、これらの改正が9月25日(木)に採択された場合は、1999年2月1日に発効となることで合意した。
当委員会は、改正案の最終的推敲のため、A.P.Burgel氏(オランダ)を議長とする起案部会に本提案を委託した。
9.2 当委員会は、起案部会報告書(MEPC40/WP.5)を入手し、付録5に記載の1997年9月25日(火)付決議MEPC.75(40)により、MARPOL73/78条約附属書Iの第10規則改正案及び新25A規則案を採択した。