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附属書IIの見直しに関する現状報告

 

3.13 当委員会は、附属書IIの編集上の修正及び効果的なストリッピング装置に関する進展のみでなく、化学薬品の危険性の評価及び汚染分類計画についても述べている、MARPOL73/78条約附属書IIの見直しに関する現状報告書(BLG2/15,付録III,第2部)を銘記した。

 

3.14 当委員会は、編集上の修正は、効果的かつ議論を要しない方法で進められていることを確認し、附属書IIの見直しのなかで編集上の修正を継続するようBLGに指示した。

 

3.15 当委員会は、MARPOL73/78条約附属書IIに定められる有害液体物質に適用される現行の汚染分類の見直しに関して生じる懸念の大きさについて述べた日本提出書簡書(MEPC40/3/4)及びICS提出書簡(MEPC40/3/5)を銘記した。

 

3.16 日本は、提出書簡(MEPC40/3/5)の紹介において、現行の汚染分類計画の問題点が適切に明確にされるまで、汚染分類を変更することに反対との立場を示した。日本は、GESAMPの有害性評価手順に含まれる基準の見直しの必要性は、原則認めるものの、この基準の見直しは、現行の5分類の方法で調整できるとの立場を示した。日本はまた、運送要件が抜本的に改正された場合、海運業界が相当混乱することになるとの意見を表明した。

 

3.17 1CSは、提出書簡(MEPC40/3/5)の紹介において、現在進められている再分類の手法は、かなり先走りしている感があり、化学薬品評価基準の地球規模的調和活動のなかで行われている議論より先走ってしまう危険性があることを示した。

加えて、ICSは、再分類の手法によっては、ある船型の船舶が商業上余剰することになるため、再分類の過程について、その優先度とタイムスケールについてさらに検討する必要があるとの懸念を表明した。

 

3.18 日本及びICSからの提出文書において表明された懸念を認識しつつ、当委員会は、環境面、経済面、実施面及び行政面の検討を含めた要因のすべてがはっきりするまで、再分類に関する決定を下すのは適当でないことで合意した。

結果的には、当委員会は、BLG小委員会の委託事項(MEPC37/22/Add.1,付録21)の再確認においた、新汚染分類方法の導入についての賛否をすべて洗い出す作業とあわせて、再分類手法の代替案策定についての作業を継続するようBLGに指示した。

 

 

 

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