約49℃以上に熱せられたとき、有毒なアンモニア蒸気が発生する。また66℃以上のときには、有毒な亜硫酸ガスが発生する。(IMO)
[流動点:-40℃、沸点:100〜103℃、蒸気圧:1.72〜2.09kPa/20℃]
(4)ブロモクロロメタン
?腐食性
皮膚(刺激性):刺激性がある(4時間以上で壊死:24時間暴露で火傷・変性を引き起こす)(ラビット)(IMO)
船の構造材料:
軟鋼=適している(腐食は1mil/yr以下),
ステンレス鋼=適している/possible cracking agent,
アルミニウム=不適-腐食する,飼主適している(腐食は1mil/yr以下)
亜鉛=不適-腐食する
真鍮=記載なし(IMO)
?人体に対する毒性(急性)
経口毒薬:LD50=5,000mg/kg以上 (ラット)(IMO)
:Rate 1 Practically non-toxic(LD50=500-5,000mg/1) (IMO BLG/Circ.2)
:LD50=5,000mg/kg(ラット)(RTECS)
:LD50=4,300mg/kg(マウス)(RTECS)
経皮毒性:LD50=5,000mg/kg(ラビット)(IMO)
:LD50=20g/kg以上 (ラビット)(RTECS)
吸入毒性:LC50=LC55 10,000ppm(ラット)(4H)(IMO)
:Rate 1 Practically non-toxic(LC50[96hrコ=100-1,000mg/1)(IMO BLG/Circ.2)
:LC50=12,030E+04mg/m3(マウス)(7H)(RTECS)皮膚・眼との接触、吸入による人への危険性は僅かである(IMO BLG/Circ.2)
? 引火性
引火点:なし(IMO)
?自然発火性
自然発火温度:未記入(IMO)
?危険な反応性:空気、水・蒸気、海水と反応しないと思われる。通常の貯蔵、取り扱いでは安定しており、重合反応も起こらないだろう。アルミニウム、マンガン、亜鉛、それらの合金と接触することで反応があるかもしれない。また、熱や火で臭化水素、塩化水素、臭素、塩素、一酸化炭素