日本財団 図書館


3)潮流影響

潮流影響の総合評価値は、各ケースにおける全航程注)に対する基準値(14.3°)を超えた区間の航行距離累計の百分率とした。表IV-6-12に右側通航における潮流影響の総合評価値を示す。

584-1.gif

 

4)追越しの危険性

追越しの危険についての総合評価値は、各水道内における評価値の最大値で代表させるものとした。表IV-6-13に追越しの危険性の総合評価値を示す。

584-2.gif

 

5)測位誤差

順中逆西における測位誤差についての評価は、すべてのシナリオ(南流時および北流時に中水道航行、西水道航行のそれぞれ)について、精度よく測位できる状況であったことが確認された。

 

6)操船の負担(中水道北航)

右側通航における海上交通の総合評価は、順中逆西の総合評価で確認された航路出入り口付近における推定困難度(北流における右側通航時の値)とした。図IV-6-14に右側通航における交通影響の総合評価値を示す。

(平成9年度の海上交通流シミュレーションは、中水道付近での逆潮で北航する状況のみを対象としている。)

注)航程は順中逆西・北流時との統一を図った。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION