5.2.3来島海峡大橋による横偏位誤差量の改善
来島海峡大橋が西水道や中水道にかかると、これを航進目標として利用することができる。ここでは来島海峡大橋を一ノ瀬山山頂や津島中央、そして今治港北に変る航進・船尾目標として利用した場合の横偏位誤差量について求めてみた。
図?-5-4は来島海峡を北航するとした場合の西水道と中水道航路における横偏位誤差を示したものであり、航路上の○印の半径が横偏位誤差量に相当する。これから来島大橋付近での横偏位誤差が改善されることがわかる。
図?-5-5は来島海峡を南航するとした場合の西水道と中水道航路における横偏位誤差を示したものである。これから南航の場合は来島大橋付近、特に中水道で横偏位誤差が最も改善されることがわかる。