2. 上記表より、次のことが読みとれる。
(1) 貨物船の場合、単底構造から二重底構造にすると、座礁事故例中、貨物倉の損傷に至る事故を防ぐことができるのは、約30%から約85%へ増加すると推察できる。
(2) タンカーの場合、事故例は単底構造のものであることから、MとLの分類はかなり推定の度合いは大きいと考えられるが、単底構造から二重底構造にすると、事故例中、油流出事故の防止できるのは、約35%から約90%へ増加すると推測できる。
資料―2
「POTENTIAL OIL OUTFLOW(油流出の可能性)」