2)変速特性(プロペラなどの推進器を使った速力性能)
がある。巨大タンカーは、このいずれの特性にも他種の船舶と異なる操縦特性をもつ。
1)の操舵特性を調べるためには、
?旋回性能試験(図3.1-1)
?ステップ応答などの過渡応答特性試験
?Z試験(図3.1-2)に代表される操縦特性試験
?安定性を調べるスパイラル試験、逆スパイラル試験
等がある。また2)の変速性能調査のためには、
?通常操作による変速試験
?通常操作による惰走試験
?通常操作による逆転停止試験
?緊急停止試験
等が実施される。また、後進運動中の操舵試験など1)と2)を併用した試験も行われる。