(著述者の一人が低圧力比サイクルを支持している主な理由は、圧縮機及びタービンの高圧段階でのブレードの高さが、高圧力比サイクルにおいて四分の一あるいはそれ以下の順序ではなくて、一般的に低圧力段階での半分以上であることによるのである。したがって、ブレード効率は著しく増大しているのである。)

　

排気熱回収熱交換器の今後の役割

従って小型ガスタービンの効率のわずかな増大のみが、空力効率とブレード冷却技術という伝統的な手段から生じるのである。40%以上の熱効率(即ち0.35lbm/hp-hr.以下の特定燃料消費量)を達成するには、高効率熱回収装置或いは再生装置の使用を欠くことができないのである。次節で概説するように、熟交換サイクルは小型(即ち100kW未満)から中型(即ち15MW)までのガスタービン用途で受け入れられると予測される。

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