日続けられた。研究するよう又は修正するよう勧められた代表的な論点には次のような点が含まれる。
・不適切なパイピング設計仕様の分析
・API/RP14Cの安全設備の適用の解釈
・遮断弁(locked valve)の使い方とロックアウト/タッグアウトの使い方の説明文書及び実施方法
・圧力リリーフ弁の不適当な大きさ
・電気システムの等級方法の完成
ケース・スタディされた1つのプラットフォームのさらに詳細な危険分析は、参照5で見ることができる。
テイラーSEMPプログラムは、有人の施設、有害物質を取り扱う施設、又は環境を考慮しなければならない海域に近い施設の全てに対して、危険分析は以前の分析の5年以内に見直し、更新されるように、その他の全て施設は以前の分析の10年以内に見直されるように、明記している。
変更の管理(Management of Change)
変更手順に関するテイラーの管理は、その変更が2つのレベルの変更に当てはめられるように設計されている。些細な(Minor)変更とは、施設のリスク・レベルを増さない処理装置、設備又は施設に関する変更であり、大きな(Major)変更とは、施設のリスク・レベルを増すかもしれない処理装置、設備又は施設に関する変更である。また、操業組織構造及び施設の新しい獲得に関する変更は大きな変更に含まれる。
変更の2つのレベルは、全ての変更が同じレベルのリスクを持っているのではないとの認識により、具体化されてきた。従って、低リスクの変更は高リスクの変更の時と同程度の見直しと評価を是認するものではない。変更手順に関するテイラーの管理では、操業管理者が各変更に関連して行われる見直しの責任を負っている。しかしながら、その手順は、信頼できる見直し(例:安全、環境、調整、作業に関する手順等)が大きな変更のために行われることが求められるように命じている。
変更がテイラーの組織を通して適切に伝達されることを確保するために、変更を始めるのに、及び変更が完了し施設を始動するのに、プラットフォームの主任作業者、現場監督及び操業管理者のサインによる承認が要求される。この承認コントロールは全ての変更、即ち大きな変更と同様に些細な変更にも求められる。このシステムは、完全なる連絡体制の目標を達成する一方、相当な時間と仕事量を操業管理者(彼は変更を実施する上での生命線(ctttical path)である。)に負わせることとなる。この考え方は、変更手順が立案された時に予期された以上に実際にはより重要になってきている。テイラーは、変更の進め方を合理化する方法を見極めるために変更の進め方を再評価している。