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危険シナリオの見積もり被害を次のように定義する。

4)大惨事の(Catastrophic) 3)危機的(Critical) 2)限界の(Marginal) 1)無視できる(Negligible)

 

被害の格付けは、明確な事故を基礎とし、以下の一般定義を使用する。

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次の軽減要件が提案され、Mars経営幹部によって承認された。

リスク・マトリックスの“O”項は軽減されるべきである。これらのハイリスク・エリアは我々の軽減のための作業が集中されるべきエリアである。リスクをより容認できるレベルまで下げるようにするために、十分なリスク軽減手段が実施されるべきである。これらのハイリスク・エリアでの操業は、管理と併せて行われるべきである。

リスク・マトリックスの“★”項もまた、軽減されるべきである。このエリアは高い被害であるが、殆ど起こることはない。多くの場合、軽減策は低確率の事故の可能性を減じることに限られる。もし、手段が事故被害を費用効果的に軽減することができるならば、それらの手段は実施されるべきである。低確率の事故の可能性を減じるため高額の費用のかかる軽減手段は避けるべきである。このエリアでの操業の承認が提案される時、経営幹部は知らされるべきである。

リスク・マトリックスの“▲”項は、費用効果があるならば軽減されるべきであ

 

 

 

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