以上のやり方で、これから4つの構造物について各種損傷の発生確率、コスト及びリスクの評価結果を集約する。
構造物自体に起因する損傷確率
〈安全性〉
[ハリケーンコンディション]
図6に4つの構造物の設置場所における最大波高の期待値の確率分布を示す。3本足及び、ブレース付ケーソンは水深が大きいので波高は大きい。各場所の100年再現期間のハリケーンコンディションは229 km/hrの風速、潮流速(深さ方向平均)1m/s 及び、嵐による海面上昇1〜1.3mを含んでいる。これらの条件は予想最大波高が発生する方向及び時期の条件に合わせて選んでいる。スティープネスは最大波高の周期に併せて1/10〜1/12を使用した。同様