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総リスクコストは、

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ある種のPf(耐久性等)は、時間に関係する性質があるため、総リスクコストは設備の寿命の関数として変化する。本レポートでは設備寿命は5年とした。

総リスクコストと初期コストの和は、各4つの構造物の総コスト(C)を決定する。

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以上のやり方で、これから4つの構造物について各種損傷の発生確率、コスト及びリスクの評価結果を集約する。

 

構造物自体に起因する損傷確率

〈安全性〉

[ハリケーンコンディション]

図6に4つの構造物の設置場所における最大波高の期待値の確率分布を示す。3本足及び、ブレース付ケーソンは水深が大きいので波高は大きい。各場所の100年再現期間のハリケーンコンディションは229 km/hrの風速、潮流速(深さ方向平均)1m/s 及び、嵐による海面上昇1〜1.3mを含んでいる。これらの条件は予想最大波高が発生する方向及び時期の条件に合わせて選んでいる。スティープネスは最大波高の周期に併せて1/10〜1/12を使用した。同様

 

 

 

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