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(5)海象条件

a)潮 位(H.W.L、L.W.L)

b)潮 流

潮流、河川流の流れの強いところにある構造物については、最も厳しい流速、流向に対し、流れに起因する作用力について検討しておく必要がある。

c)漂 砂

海岸、湖岸を構成する底質(海岸を構成している物質)が、波や流れなどの作用によって移動する現象、あるいは移動する砂自体を漂砂という.風による砂の移動及び移動する砂自身を飛砂というが、広義には海浜での飛砂は漂砂に含めて考えることもある。防波堤、防砂堤、離岸堤、突堤、導流堤等の構造物の建設に伴って、付近海岸に浸食、埋没といった影響を及ぼすことがある。また、シンクロリフトは構造上漂砂によってその機能を損なうことも考えられる。従って、計画においては、事前に予想される地形変化について情報を集め十分検討しておく必要がある。

d)波 浪

e)シンクロリフト設置位置での水深の程度

 

 

 

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