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「情報の収集」と「情報の加工・再活用」部分については、システム化が困難か、あるいはシステム化にかかるコストが膨大になることが予測されることから、一部のシステム化(自動化)を除いては、外部機関の利用など他の方策を検討することとする。

 

(5)備えるべき基本機能

?コミュニケーション機能

日造協本部とネットワークの利用ユーザー(会員組合及び会員所属企業)間、あるいは利用ユーザー間での送受信ができる電子メール機含と、また、利用ユーザーが、自由に情報を検索閲覧したり、登録公開が可能な電子掲示板機能を持たせる。

?会員管理機能

利用ユーザーの基本データ(企業概要、所在地、連絡先、連絡方法等)をネットワーク上で登録管理し、データの追加・修正をリアルタイムでWeb画面に反映できるようにするとともに、必要に応じて、電子メール・ファクシミリ等のツールでデータ配信を可能にする。また、機密保持を必要とする情報も予想されることから、一般公開ページと登録ユーザー限定ページを設け、パスワード管理により、アクセス利用できる会員を制限する。

?コンテンツ管理機能

日造協本部が提供する情報内容(コンテンツ)をネットワーク上で登録・管理し、コンテンツの追加・修正をリアルタイムでWeb画面に反映できるようにする。

?ファクシミリ配信機能

インターネット接続会員と未接続会員(ファクリミリ利用会員)の両方に対する情報提供サービスを可能にし、会員属性に応じて、電子メールによる情報配信とファクシミリによる情報配信を自動的に選択利用できるようにする。

?アンケート集計機能

電子メールによるアンケート調査を実施できるようにし、回答が記入された返信メールを自動集計できる機能を持たせる。また、Web画面上で質問に回答を記入させ、リアルタイムで集計結果を更新提示させる機能を持たせる。

?アクセスログ集計機能

Webベージヘの利用(アクセス)件数を自動集計できる機能を持たせ、トータルアクセス数、ページ別アクセス数などの週間変化や月間推移等のデータを把握し、コンテンツ内容や情報提供方法の見直しに役立てる。

?その他

インターネットによって外部のネットワークと直接接続されるために、セキュリティ保持のための対策を十分に講じることとする。

(6)サービスメニュー例

?情報提供(一般公開情報)

a.業界最新情報

造船関連の最新ニュースのダイジェスト、個別企業のプレスリリース、業界関連

 

 

 

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