第1章 調査の概要
1. 調査の目的
本調査は、会員や企業のニーズに沿った経営情報、技術情報などを業界ベースで収集・活用するとともに、企業の保有している人材、熟練技能、設備などの各種経営資源を業界ベースで集約し活用するための情報システム構築について、そのシステム形態、運用規模、コスト負担、先進事例、予測される効果などを調査検討し、システムの基本構想を策定すべく実施したものである。
2. 調査対象・調査方法・時期等
(1)アンケート調査
?調査対象: 当会会員所属の全企業
?調査方法: 会員を通じて書面調査表を企業に配布
?調査時点: 平成9年7月現在
?その他 : 1社で複数の事業所を有する企業については、原則として本社で記入のデータを採用した。
(2)委託調査
?調査方法: 日本能率協会総合研究所に委託のうえ、会員所属企業に対する聴き取り、資料調査を行った。
?調査期間: 平成9年7月〜10年1月
3. アンケート調査の回収状況
(1)調査表配布数: 会員所属事業所 1800
(2)国 収 数: 630
(3)集計採用数 : 591
4. アンケート調査の集計方法
(1)集計区分
業態別をベースに、調査項目ごとに必要に応じて地区別、企業規模別、舶用比率別にクロス集計を行った。