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50〜75……mmのように測定物の直径により,それに見合った寸法のマイクロメータを用いなければならない。

マイクロメータのねじは,一般に1回転で1/2mmピッチで移動するように作られ,シンプルにきざまれた回転角目盛は全長を50等分しており,従って普通のものは最小目盛1/100mmまで読み取ることができる。

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ある外径の軸をマイクロメータで測定した時,4・4図に示すような目盛であったとすると,その軸の外径は次のようにして目盛から読みとることができる。

スリーブの目盛は33+α

シンプルの目盛(α)は38

従って測定軸の外径D=33+α=33+38/100=33.38mm

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(1)マイクロメータによる外径測定法

イ零点確認

零マイクロ(0〜25)の場合はシンプル先端のラチェットを右手で回し,スピンドル先端をアンビルにゆっくりタッチさせたあと数回空転させて,零点が正しく合っていることを確認する。この動作を2〜3回繰り返して,零点を確認する。零マイクロ以外の場合は付属の基準ゲージをスピンドルとアンビルの間に狭み,同様にして零点を確認する。零点が正しく合っていれば良い。

ロ零点調整

零点確認の結果,シンプル目盛で2目盛以内の誤差がある時はクランプでスピンドルを固定し,付属のスパナでスリーブを誤差分だけ回して,スリーブの

 

 

 

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