5.その他
耐久性、信頼性の面でも高出力化に対応して、各部に細心の注意を払い、新技術の開発採用や、たえず改善努力が図られている一方、試験評価の方法も、市場の使用条件に立脚した評価の充実という観点から、耐久性の確認も過負荷運転だけでなく、冷熱サイクル加速試験、過速度試験、更には操業パターンでの各種経時変化など多様な確認を行い評価試験の充実が図られている。
居住性の向上という視点より、振動・騒音については、最近の機関では特に意を払っており、シリンダブロックを始め、主体部の剛性を上げるとともに、コンピュータ等電子技術の発達により、種々の音源解析や振動モード解析技術を採用し、成果をあげている。