問2-3-20
次の文は可変ピッチプロペラ装置について述べたものです。正しいものに〇印を,誤っているものには×印を( )内につけなさい。
( ) (1) 可変ピッチプロペラは,プロペラの汚損,主機関の汚損などにより,経年変化が生ずるので,固定ピッチプロペラと同様プロペラ設計時,回転数マージンを取らないと就航後,主機関がトルクリッチになる。
( ) (2) 可変ピッチプロペラは,主機関回転数と翼角を同時に制御することができるが,主機関で発電機や油圧装置を直接駆動には適していない。
( ) (3) 可変ピッチプロペラの制御には,主機関回転数と翼角の2要素があるが,後進時のことを考えて,主機関に逆転装置を設ける必要がある。
( ) (4) 可変ピッチプロペラは主機関回転数と翼角の制御の組合によって,主機関における最適状態で使用することができる特長がある。
( ) (5) 可変ピッチプロペラは,主機関回転数を一定にして,前進時および後進時,翼角制御によって,主機関出力を連続的に零から最大まで,制御することができる。
問2-3-21
可変ピッチプロペラの特徴で正しいものには○,誤っているものには×を付けなさい。
( ) (1) 軽荷,満載に合わせ,ピッチで主機関負荷を調製できる。
( ) (2) プロペラ部の質量(重量)が軽い。
( ) (3) 0ノットまでの微速運転が可能。
( ) (4) ボス比が小さい。
( ) (5) 自動化がしやすい。
問2-3-22
次の文はプロペラが重い,軽いと云う表現について述べたものである。正しいものには〇,誤っているものには×を付けなさい。
( ) (1) プロペラの質量(重量)のことを云う。
( ) (2) 船体スピードが出ないプロペラを重いと云う。
( ) (3) 機関が軽負荷になるプロペラを軽いと云う。
( ) (4) 機関が過負荷になるプロペラを重いと云う。
( ) (5) 機関は定格馬力を出しているが船体スピードが出ないとき,プロペラが軽いと云う。
