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問2-3-8

プロペラ軸軸受に関する事項で正しいものには○,誤っているものには×を付けなさい。

( ) (1) リグナムバイタ軸受の基準すきまは,1.0〜1.2mmである。

( ) (2) ゴム軸受の基準すきまは,プロペラ軸が入る程度で良い。

( ) (3) プロペラ軸軸受の摩耗限界は,船舶機関規則で定められている。

( ) (4) ホワイトメタルは,海水潤滑軸受には使用されない。

( ) (5) 最後部の軸受長さは,船舶機関規則で定められていない。

 

問2-3-9

プロペラ軸に関する事項で正しいものには○,誤っているものには×を付けなさい。

( ) (1) プロペラ軸にクロスマークを発見した場合,適当に削正する。

( ) (2) プロペラ軸の青銅スリーブの厚さは,船舶機関規則で定められている。

( ) (3) プロペラ軸テーパ部は,プロペラとの摺り合せ確認をする必要がある。

( ) (4) 鍛鋼製プロペラ軸は,海水と接触しないよう処置されていなければいけない。

( ) (5) 鍛鋼製プロペラ軸と,ステンレス製(SUS304)プロペラ軸の直径は,船舶機関規則で計算すると同じ直径になる。

 

問2-3-10

次の文はプロペラ軸に発生するクロスマークについて述べたものです。正しいものに○印を,誤っているものは×印を( )内につけなさい。

( ) (1) プロペラ軸はプロペラの自重を受け,片持ち状態で回転作動するので,クロスマークは,プロペラ軸テーパー大端部のみに発生する。

( ) (2) 検査時,プロペラ軸にクロスマークの発生が発見された。そのプロペラ軸の使用について,検討したが,クロスマークは将来必ずプロペラ軸の折損事故になるので,使用不能と判断し,直ちに廃却し,プロペラ軸を新替した。

( ) (3) プロペラ軸に発生したクロスマークについては,その発生原因を究明し,検査官と協議し,所定の対策を講じて,問題なければ再使用できる。

( ) (4) 検査時 プロペラ軸に発見されたクロスマークの発生原因は,プロペラ船首側からの海水侵入によるものと考えられたので,ゴムパッキン(0リング)の寸法については,特にプロペラ軸に装着前に十分確認し,装着した。

( ) (5) クロスマークが発見されたプロペラ軸は,その発生原因を究明して,クロスマークの発生防止策を講じれば、検査官と協議することなく、プロペラ軸を修正加工して再使用できる。

 

 

 

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