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問2-3-11

次の文は船尾管軸受がゴム軸受について述べたものです。正しいものに〇印を,誤っているものには×印を( )内につけなさい。

( ) (1) ゴム軸受は特性上,軸受部の温度上昇は致命的な損傷につながるので,軸受冷却水の注水量については,リグナムバイタ軸受の場合に比べてより以上に注意する必要がある。

( ) (2) ゴム軸受の摩擦計数は,リグナムバイタ軸受より大きい。従って軸系の動力損失も大きい欠点がある。

( ) (3) ゴム軸受は摩擦計数が小さいため,動力損失が少なく,しかも軸受の摩耗がすくない。就航中船体変形によるプロペラ軸とゴム軸受との片当りを緩和できる特長がある。

( ) (4) ゴム軸受は,自己潤滑性に優れているリグナムバイタ軸受に比べて,耐摩耗性が劣る。

( ) (5) ゴム軸受は,耐摩耗性が高いので,ゴム軸受への冷却水の注水をしなくてもゴム軸受は焼損することはない特長がある。

 

問2-3-12

海水潤滑方式の船尾管軸受の注水量を,下記の式を用いてプロペラ軸スリーブ径150mmの場合どの位になるか計算しなさい。

注水量 Q=5〜5.5×Ds2×10-3 m3/hr

Ds=プロペラ軸スリーブ径15 cm

答え__________________

 

問2-3-13

最近海水潤滑式軸受として,ゴム軸受が普及されているが,次のゴム軸受の特長のうち,正しいものには〇印を,誤っているものには×印を( )内につけなさい。

(1) 動力損失かりグナムバイター軸受よりも大きい ( )

(2) 動力損失がリグナムバイター軸受よりも小さい ( )

(3) 耐摩耗性がよい ( )

(4) 船体軸系等の振動を受けたとき振動の減衰が大きい ( )

 

 

 

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