問2-2-46
次の文章は潤滑装置について述べたものである。正しいものには( )内に〇,間違えているものには×を入れなさい。
( ) 1. 潤滑油ポンプの点検と整備は,歯面の当たり,摩耗,ピッチングおよび軸とブッシュの摩耗,損傷,焼き付きほか歯車側面の当たり,歯先とケースの当たり,などを点検する。
( ) 2. 潤滑油ポンプの軸とブッシュの摩耗が大きくなると歯車側面とケースおよび蓋と断続的に当たるため修理限度を超える場合はブッシュまたは歯車の交換が必要となる。
( ) 3. カートリッジ式フィルタは長時間使用すると,ろ紙がつまりろ過能力をなくす。不純物による圧力損失が規定値以上になるとバイパス弁が働くので,それからフィルタを掃除をすればよい。
( ) 4. 潤滑油冷却器のパンクや漏れなどの点検には水圧テストにより漏水の有無を確認するが,テスト圧力については常用圧の約1.5倍の水圧をかけて行うが,規制しているものもあるので注意を要する。
( ) 5. 油圧調整弁は,弁ばねのへたり,折損,損傷の有無を点検し悪いものは交換するが,復旧時には開放前の圧力調整ネジの位置に合わせておくことが重要である。