問2-2-44
次の文章は動弁装置の点検と整備について述べたものである。正しいものには( )内に○,間違えているものには×を入れなさい。
( ) 1. 吸排気弁の弁案内部と弁軸部の組立スキマは重要であり,このスキマを知るために弁案内内径の測定位置に対応する弁軸径をノギスで計測をする。
( ) 2. 弁シート面の段付き摩耗およびガス吹き抜け等軽微なものはバルブリフェーサを用いて研削修正する。なお,バルブマージンが使用限度を超えたものは新替えする。
( ) 3. 弁棒と弁案内のスキマが広すぎると,排気弁の場合燃焼ガスがこのスキマを通って漏出したり,弁案内への伝熱が悪くなり,弁が過熱したりする。
( ) 4. 弁バネの点検と整備は外観を目視点検し,腐食,傷 折損の有無を調べ異常があるものは修正し再使用する。
( ) 5. カム軸の点検と整備で,カム軸前後方向の遊びが小さいとカム軸が動き弁開閉時期に狂いが生じ,あるいは騒音を発する原因となる。