日本財団 図書館


268-1.gif

角法では,「みる方向」からみて,正面図(立体が正面図のような姿勢でおいてあると想像する。)の「てまえ側」に,第一角法では,正面図の「むこう側」に,画かれている』ということである。同様なことが,右側面図についてもいえる。

前記の「正面図を対照の中介図にした考え方」と同要領で,正面図に換えて,平面図または右側面図を対象にしても,各投影図の関連性については,全く同じことがいえる。

このことは,(I)図に示すように,正面図,平面図,右側面図などの投影図の名称には関係なく,「みる方向」と各投影図が画かれている「相互の位置」によって,その投影法が判別できる,ということである。すなわち,投影法の判別要領としては,一つの投影図のところに,その投影図に示されているような姿勢で立体がおかれてい

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION