されたので、検査官と協議することなく亀裂の深さを確認しながらスムースに加工修正した。
( )3. ハイスキュープロペラの場合、前進面側の翼根元部及び翼後縁側の0.6〜0.8R付近に最大応力が発生する部分は、カラーチェック等の非破壊検査を行って亀裂の有無を確認した。
( )4. プロペラキャビテーションによって、生ずるプロペラ翼面の粗度変化いわゆる翼面の肌荒れは、プロペラ効率に影響を与えないし、船速の低下もないのでそのままとした。
4. 船尾管軸受へのプロペラ軸の挿入について、正しいものに○をつけなさい。
( )1. プロペラ軸を船尾管軸受に挿入する際、リグナムバイタ支面材にグリースを塗布すると、冷却水を注水した時冷却水にグリースが混入してリグナムバイター支面材の軸受性能が低下する。
( )2. ゴム軸受の場合、プロペラ軸を船尾管軸受に挿入する時、ゴム軸受に中性洗剤を塗布するとゴム軸受の損傷に有効である。
( )3. 油潤滑軸受の場合、プロペラ軸を船尾管軸受に挿入する時、軸受面の油などを拭き取ってから、挿入する。
( )4. 可変ピッチプロペラ装置の場合、一般にプロペラ軸は船首側から船尾管軸受に挿入する。
5. プロペラ軸にプロペラを押込むときのことをかいたもので、正しいものに○を付けなさい。
( )1. プロペラ軸のテーパー部は、プロペラ押込み前にゴミなどを清掃し、油を塗布しておくと、プロペラ押込み作業が容易に出来る。
( )2. プロペラ軸とプロペラとの摺合率は、65%以上とする必要がある。
( )3. プロペラ軸とプロペラの摺合率が高いとプロペラをプロペラ軸に押し込んだ時、フレテイングコロージョンが発生しやすい。
( )4. プロペラ船首側パッキン寸法が適当でないと海水が侵入し、プロペラ軸にクロスマークが発生することがある。
( )5. キーレスプロペラの場合、プロペラ押込み計算書により押込量は決まるが、押込時のプロペラ及びプロペラ軸の温度に関係なく押込量を決める。