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●インターネット・プッシュサービスの活用による競技情報の配信

プッシュサービスは利用者があらかじめ欲しいコンテンツ種類を登録しておくことで、更新されたデータだけを自動的に利用者のパソコンにダウンロードして見ることができるしくみである。プッシュ型ソフトに対応したコンテンツを特定サーバーに登録しておくことで、レース結果や選手成績、番組表など日単位で追加される情報を効率よく取得することができる。

●データ放送を活用した情報提供

データ放送は、既存の放送サービスの隙間を利用してパソコンや専用受信機器向けにコンテンツを送信するサービスである。地上波や衛星放送を使い、インターネットのWWWと同じ形式(HTML)でコンテンツを送るサービスが注目されている。

コンテンツを一方的に送信する点では、インターネット・プッシュサービスに似ているが、放送電波を用いるため利用者から見てインターネットよりも安価にコンテンツを入手することができる。

 

(3) 端末・アクセス手段開発分野について

 

これまでにない端末やアクセス手段を用いることで、投票機会、情報取得機会を増大することが重要である。いわば競艇の理念の中から、「いつでも・どこでも」を創造することである。

技術動向等を踏まえると、今後はパソコンよりも手軽な端末と低コストなネットワーク・アクセスを組み合わせた利用が期待される。

●ハンドヘルドPCなどモバイル型携帯情報端末への対応

従来の在宅型投票端末の発展形として、モバイル通信に対応したハンドヘルドPCや電子手帳型情報機器での投票を可能とする。

将来的には、Windows CEを搭載したハンドヘルドPCと携帯電話の組み合せや、PHS一体型PDA(小型携帯情報端末)を用いた投票も考えられる。

 

 

 

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