5.2 望まれる今後の展開
現在のインターネット投票に関する技術、法規制を考慮すると、開発中のWeb投票をすぐにインターネット投票へ展開することは困難である。
しかし、若年層新規ファンの獲得への効果や競艇の理念である「いつでも、どこでも、おもしろい競走」の実現のためには、セキュリティ技術、法規制の動向に注意を払いながら、タイミングを見計らって展開することが望ましい。
また、他公営競技に先駆けたインターネット投票の実現は、「マルチメディアの競艇」というイメージを醸成し、新たなファン層の開拓にも寄与する。
具体的な展開としては、図表3-30のように
●ステップ1:現在開発中のWeb投票
●ステップ2:会員専用のホームページ(Web)を利用した投票
●ステップ3:ホームページ(Web)アクセス者全てを対象としたインターネット投票
3ステップによる着実な進化が望ましいと考えられる。
次年度、本格的な運用が始まるステップ1のWeb投票をベースに十分にセキュリティ等のテストを行うことが、ステップ2への展開に繋がると考えられる。