c 主要な調味料
○ナンプラー(魚醤油)(英語でフイッシュノース)
○ココナッツミルク・ココナッツクリーム(英語)
タイ語ではナムカディ,ココヤシの果肉をフレイクにし、水を加えてしぼったもの。いろいろな料理に使われる。
日本では缶詰とパウダーが売られている。
○シーユー・カオ(タイ語)(タイの白い醤油,日本の薄口醤油)
シーユーダム(タイ語)(タイの黒醤油で,濃度が高く甘みが強い醤油)
○タオチオ(タイ語)(ソイビーンペースト)大豆から作った調味料。
日本の味噌のような水分が多く、中華系の調味料で、炒めものにつかわれることが多い。
○シーズニングソース(英語)大豆を原料とする調味料。
味はたまり醤油にちかくコクがある。タイでは炒め料理や蒸し魚にも使われる。
○シラチャー(タイ語)タイのチリソース,トウガラシ,にんにく,砂糖,塩,酢を原料とするソース。ニンニクの風味が強い。料理に添えられるタレ。
○ナム・プリック・パオ(タイ語)(英語=チリ・イン・オイル)唐辛子,ニンニク,小玉ねぎ,干しえび,塩,砂糖,大豆油を原料とする調味料。
辛味のほか甘味,うまみが強い。炒めものによく使う。
○ガラムマサラ(英語)(インドで使用)=ガラム=辛い,マサラ=混合物芳香性スパイス(シナモン,ナツメグ,グローブ,ガーリック,コリアンダー,クミン,キャラウエィーなど)
○辛味性スパイス(レットペパー,白・黒ペパー,ジンジャー(生姜など)の混合
d 柑橘系の調味料
酸味→柑橘系のもの(一年中手に入る)
タイ→マナオ(ライムの一種)
フィリピン→カラマンシー(スダチに似たもの)
e スパイス・ハーブ
スパイスを多用する料理が東南アジア全体に共通して広く存在している。
タイカレー→青唐辛子を使用したグリンカレー
赤唐辛子を使用したレットカレー
マレーシヤ→ココナツを使用したココナツカレー
タイでのスパイスは、体内の熱を外に出す発汗作用を促すためのものとして取り入れられてきた。特に唐辛子で、汗が吹き出るほどの辛さがあり、体内の熱を冷やすことなく体外へ出す作用がある。又辛さが食欲を刺激し,健康維持に効果がある。
○プリック(タイ語)唐辛子のこと。
生のものを多く使う。タイの唐辛子はとくに種類が多い。大は辛くない。
粉唐辛子は粗挽きほど辛い。
○カー(タイ語)(英語=ガランガー)
日本の生姜に似ている、香りはやや強い。タイの代表的なトム・ヤム・クンには欠かせないもの。
○パクチー(タイ語)(英語=コリアンダー)(中国語=シャンツァイ=香菜 セリ科の1年生草),芳香(悪臭)の主成分はカプリアルデヒドで,種が完熟するとこの臭気はなくなる。肉(マトン)の臭みを消す。解毒作用・抗菌作用がある。健胃作用,強壮作用がある。