マニラ→大都市ではショッピングアーケードなどの中に大食堂があり路上の屋台が中に集まった感じになっている。
《食材と味覚》
1. 東南アジアの主食:米と麺
a 米食
○東南アジアは米の世界である→インディカ種(長粒種ウルチ米) ?W
○少数民族の住んでいる山間部→稲作以前のながいも,さといも(タロいも),バナナ(調理用のもので焼いて食べる)
米=インディカ米(長粒種)→パサパサ
ジャポニカ米(短粒種)→日本米
ジャパニカ米(大粒極)→インドネシアを中心
○タイ・ビルマのシャン州の一部ではジャポニカ米(短粒種)を栽培している。(日本人をターゲットにしている)
○ラオスの東北部,タイの東北部→もち米→竹の蒸籠で蒸して食べる。
b 米の料理
○基本的には白いご飯が多い。
○チャーハン類→各国に沢山ある。
フィリピン→ガーリックフライドライス(にんにくだけ入っているもの),インドネシア→具やスパイスが多く使用
○ピラフ類→インドから西の地域に多い(生の米を炒めそれにスープを加え炊きあげる)
フィリピン(スペインの植民地)→パエリヤに似た料理がある。
インドネシア→ナシ・クニンというターメリックで黄色に色づけれたピラフがある。
○粥類→各国にある。華僑・中国的影響
c 粉食
○麺→中国語では小麦粉食品を意味していが、米の粉を麺状にしたビーフン,ライス麺類が多い。麺の太さはいろいろである。
米作地帯である東南アジアにも華僑など経由して紹介され定着したもの。
2. 豊富な食材
a 市場に並んでいる野菜は三種ある。
西洋野菜 中国野菜 土着野菜がある。
○西洋野菜→キャベツ,レタス,にんじん,たまねぎ,トマト,じやがいも等,これらの野菜は現在では土着化している。
○中国野菜→空芯莱,エンツァイ(朝顔菜),ふくろだけ,へチマ,ニガウリ
○果物→ドリアン(果物の王様),マンゴスチン,マンゴ,パパイヤ,バナナ
○肉類→牛,豚,水牛,鶏,虫(蟻,いなご,ごきぶり,はちのこ)等,
○魚→淡水魚,カエル,なまず
○飲み物→基本的には水、食事の時も水を飲むのが普通である。ビールも多く飲料されている。
フィリピン=ラム・ヤシ酒,ミャンマー=ラム酒
ワイン,コーヒーもある。最近はカラフルなジュースが並んでいる。