開発システムの最終段階での構成は次の通りである(図7-10〜13を参照)。
?水上及び周辺市町村のホームページ。
ア)水上、月夜野町、片品村の既存ホームページへはリンクを張る。
イ)沼田市、新治村、川場村のホームページを今回の実験の中で開設する。
?インターネットファックスサーバー。
ファックスから入力したイメージをWWW上で表示する。
?パンフレットコーナー。
PDFによるパンフレットのDTPデータの提供を行う。
?観光関連情報ホームページへのリンク集。
?JR駅、道の駅等への端末設置。
JR駅、道の駅等に端末を置き、ホームページの内容を閲覧できるようにする。
?カーナビゲーションシステムへの情報提供。
GPS付カメラ等により、車載のカーナービゲーションシステムへの情報提供を行う。
?コミュニティFMをインターネット経由で配信。
コミュニティFMのコンテンツをインターネット上で発信する。
(2)情報コンテンツ
?静態情報
文字のみにとどまらず、地図や写真等で理解しやすい内容とする。
ア)宿泊(宿の地図、料金、部屋の写真等)
イ)交通(交通路線図、料金等)
ウ)味覚(うまい店の地図、メニュー等)
エ)自然・人文・観光資源情報(観光スポット等〉
?動態情報
動態情報を重視する。
デジタルカメラ、モバイル端末等を活用して情報を収集・提供する。
ア)宿泊(季節商品等)
イ)交通(道路混雑情報、駐車場情報等)
ウ)自然・人文・観光資源情報(積雪、開花等)
(3)技術的要素
?地図をインターフェースとする画面構成
ホームページを持っていない自治体(沼田市、新治村、川場村)の場合、今回の実験の中でホームページを開設する。内容構成にあたっては基本的に地図をインターフェースとする。
?PDFを利用した情報提供
PDF技術により、パンフレット等のDTPデータを活用してインターネット上で提供する。
?インターネットファックスサーバー
インターネットファックスサーバーを構築し、自治体がファックス経由で