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(3)インターネット上の観光情報のメリット

インターネット上の観光情報が、ガイドブックやパンフレットよりも良さそうだと思う点については、3人にひとりが「旅行エージェント、書店、観光案内所等に行かなくとも情報が入手できる点」と答えている。以下、「最新の情報が手に入る」、「情報を入手するのに手間がかからない」が挙げられている(図3-4)。

 

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(4)マルチメディア型観光情報収集の阻害要因

総じてマルチメディア型観光情報に対する評価は好意的であるものの、実際に利用するにあたって問題点はないのだろうか。

アンケートの回答からは、機器(パソコン)の操作の難しさや価格が情報入手の障害となっていることが読み取れる(図3-5)。

また電話料金やプロバイダへの支払い等、通信関連の費用の高さを指摘する回答もあった。

「雑誌等の方が情報が多い」という回答からは、静態情報の提供は雑誌等の従来型のメディアが優位に立っていることがうかがえる。

 

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