(4)気象
・旭川市は、上川盆地の中心部に位置することから、典型的な内陸型気候条件を有しており、夏には気温が30℃を超える反面、厳冬期には氷点下20℃を超える日もあり、その差が約50〜60℃に達するなど、極めて四季の変化にとんだ地域であるが、有感地震、風水害などの自然災害が少ない。
・年間平均気温は6.4℃、年間降水量は1,091mmで、降雪期間は概ね約5カ月間あり、最深積雪は1m未満である。(1961〜1990年の平均)
・明治35年1月25日に、郊外の江丹別町で国内最低気温(氷点下41℃)を記録したが、昭和53年に幌加内町朱鞠内湖(氷点下41.2℃)にゆずり、最近では氷点下27℃程となっている。
・なお、計画地区の「旭川市21世紀の森」と、旭川地方気象台のある市街地との標高差は、300m程である。