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5-3 パネルディスカッション 「柏原宿に寄せる思い」

 

□旗揚げアンケート(1)

「本日の出席者」

・柏原在住:18名 ・周辺地域:2名 ・遠方:26名

□旗揚げアンケート(2)

「柏原が好きですか」

・好き:29名 ・好きじゃない:0名 ・どちらともいえない:18名

□旗揚げアンケート(3)

「柏原のいいところ」

・自然に囲まれている:32名

・まちなみが美しい:11名

・人情がよい:5名

 

■パネラーから(1)

「初めて訪れてみて」民家サークル:大平さん

柏原は四方を山に囲まれていて、安心感が得られます。ここは中山道の宿場町ですが、東海道線の駅が近くにあり、来やすい上にまちなみが残っている、というのが大事な特徴です。また建物も江戸時代から昭和までの建物があり、一連の形式で建てられている。今朝早く駅近くの新築の家を見に行きましたら、従来の方法で建てられているのを見ましたここでは普通だそうだが、全国的には希少価値になっています。今後も継承して欲しいと思います。

 

■パネラーから(2)

「全国のまちなみを見て」トラスト:米山さん

柏原は日本らしさの様々な要素が残っています。まちのスケールも大きく交通の要所にあるまちだと感じました。保存等というよりもまず、地域をどう考えていくかという中でまちなみを考えていくべきだと思います。観光については、生活文化の生き様という観光資源を見に来い、という態度の方がいいと思います。地域のアイデンティティを主張していくためには、地域快適に住み続けることで、地域づくりの中で観光化を地域活性化の視点として取り入れていってもらいたい。

 

□旗揚げアンケート(4)

「観光に対する考え方」

・観光地化していくべき:3名

・観光地化はやめるべき:20名

・どちらともいえない:23名

●フロアーからの意見:

観光を全くやめるのではなく、従来型の観光とは差異をつける必要があるように思う。

 

■パネラーから(3)

「地元に暮らして」:谷村潤一郎さん

柏原のこれからの可能性は一つは住宅地としての柏原と、もう一つは観光の受入れです。昨今中高年の方がどこの駅でも非常に活発に動いておられる。この方達の対受け入れを静かな観光として考える可能性があります。柏原の美観としては、空家が非常に大きな影響を与えており、これをどのようにフォローしていくか。次に、柏原宿といっても周辺には寝物語の里等といった様々な資源があり、どこまで拡がりを持たすのかという課題もあります。歴史ゾーンという形で大きな広がりを持たすのがいいのではと思います。

 

■パネラーから(4)

「柏原宿の子ども達」:松永史子さん

柏原の親御さんは教育熱心ですが子どもは穏やかに育っています。3世帯が多く優しい子どもが多いなと思う反面、過保護が多く、大人の手が掛かりすぎていると感じもします。自然に囲まれているという意見もありました

 

 

 

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