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(3) の2 自動車グリーン税賛成の理由

(3) で「大いに賛成」「賛成」と回答した人(全体の60%、729人)に賛成の理由を尋ねた。 低燃費車の普及が促進されること(61.9%)と税を意識することにより個人の地球温暖化への問題意識が喚起されるとした人が多い(58.2%)。税制により環境コストを負担させることが公平な費用負担になり、かつ環境改善を促進するという考えは38.5%の人が採ったものの、他の選択肢に比して率は最も低い。

 

(3) の3 自動車グリーン税反対の理由

(3) で「反対」「絶対反対」と回答した人(全体の8.8%、107人)に反対の理由を尋ねた。 反対の総数は全体の8.8%しかないが、その中では公平な税率設定が困難とするのが54.2%と最も多く、増税につながる可能性があるとするのが47.7%でこれに次いでいる。

 

(4)公共交通機関の整備の必要性について

もっと整備すべきであると、もう少し整備すべきであるをあわせて、整備すべしという要求が81.8%ある。

 

(5)自動車の利用を控え、整備された公共交通機関を利用する意向について

自動車の利用を控え公共交通機関を利用する意向があるかについて、大いに利用したいが40.1%をしめるが、これよりも多い57.3%の人が、場合によって利用するとしている。特に18才から49才までの女性は場合によって利用するとしている人の割合が高く63〜66%に達する。

 

(6)エコドライブの必要性について

エコドライブは61.3%の人が必ず行うべきとしているが、場合によってという条件付きの人も37.7%いる。

 

 

 

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