(1)低燃費車の購入意向
低燃費車については、購入したい人は32.3%であるが、一方では条件付きで購入したい人と購入する意向のない人とあわせて65%に達する。
(1)の2 低燃費車を購入するために必要な条件
(1) にて、「条件によっては購入したい」「購入する意向はない」と回答した人(全体の65%、789人)に尋ねた。購入価格、ランニングコストについて現在と同等となることを条件とする人がいずれも60%を超えている。
(2)代替燃料車の購入意向
代替燃料車は低燃料車より幾分現実性が低いせいか、購入したい人の比率は低燃料車の32.3%に対して20.3%と少し低くなっている。ここでも条件付きでの購入希望は70%で、購入する意向のない人とあわせて8割弱となる。
(2)の2 代替燃料車を購入するために必要な条件
(2) にて、「条件によっては購入したい」「購入する意向はない」と回答した人(全体の78.8%、957人)に尋ねた。購入価格、ランニングコストとも現在と同程度であることを条件とする人がもっとも多く、これは低燃費車と同じ傾向である。女性は男性よりも購入価格を気にしている(男性57.9%に対し女性71.7%)。助成・補助などにより現在と同等の費用負担になることがあるとしても、これを条件としている人は37.3%にすぎず、他の条件に比べて低い。
(3)自動車グリーン税の構想について
燃費の良い車には自動車関係諸税(自動車取得税、自動車税など)の税率を引き下げ、燃費の悪い車には税率を引き上げる自動車グリーン税の構想について、大いに賛成と賛成をあわせて約60%が賛成をしている。一般に男性側に賛成が多い(女性55.8%に対し男性66.0%)。