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7-2 主要な表示面モデルをデザインする

 

7-2-1 誘導サイン・位置サインのモデル

 

表現上のプライオリティを駅出入口、鉄道改札口、その他の3つに区分し、内容別に色面を構成することとした。グラフィックデザイン図(図18)に示す。

 

7-2-2 案内サイン・サブ誘導サインのモデル

 

サイン種類一覧表(図10)にも示したとおり、横浜ターミナル駅では案内サインとして、範囲の広い方から、鉄道ネットワーク図・広域案内図・駅周辺案内図・構内案内図・のりつぎ経路案内図の5種類を設定したが、このうち前の3つは北を上に、後の2つは現場合わせ式とした。グラフィックデザイン図(図19)に示す。また、サブ誘導サインには、街施設誘導標2種類とバスのりば誘導標の計3種類を設定したが、それぞれ誘導サインの色彩と対応して、前者に出口系の黄色、後者に白の地色を使用することとした。同じくグラフィックデザイン図(図19)に示す。

 

8. 基本構成の確定

 

8-1 配置基準図を作成する

 

情報提供手法のシステム性を確認するために、これまでに計画した本体の様式と空間上の位置を立体的に示した、配置基準図(図20)を作成した。

 

8-2 グラフィックフロー図を作成する

 

情報提供手法の連続性と統一性を確認するために、情報内容と表示様式(スタイル)を利用者の基本的な流動に沿って示した、グラフィックフロー図(図21)を作成した。

 

 

 

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