「どんどんやりなさい」、「マスコミの活用(新聞、TV、ラジオ)」、「街頭でのPR」「交通安全運動との併用」などの意見を頂いた。
また、具体的には「子供の頃からの教育」が必要であり、「学校での教育」や「各家庭へ問題提起」をするために、「各自治体の広報、掲示(地区)板等に載せるなどの公共からの運動展開」、「自動車学校、免許更新の講習会等での配布・説明」を実施したらどうかという提案もあった。
その他に「官による総合交通政策との併用が必要」、「クリーンカーの普及、道路の渋滞解消、公共交通機関拠点の駐車場整備」、「乗合タクシー、小型路線バスなど、利便性ある公共交通システムの採用」、「税制面からの優遇措置」など本質的な問題を良く理解されていられるコメントもあった。また、一部には「法的規制が必要なのでは」という強硬意見もあった。
(4) その他
具体的な内容として「長距離トラックの場合、仮眠施設を設置しないと、乗務員はエンジンをかけたまま、仮眠をとる」ので、アイドリングストップを実施するためには仮眠施設が必要であるとの問題提起があった。
その他に「『エコドライブ10のおすすめ』はカレンダー、手帖、業務用封筒等を活用したら良い」、「エコドライブ10ヶ条を車内に貼れるようなシールを作り、配布してはどうか(自動車メーカー)」との意見もあった。
(5) 参考コメント
○当社では多目的キーホルダー(腰ひも)を各乗務員にもたせ、ムダなアイドリング防止の実施を始めました。(運輸事業者)
○走行環境に合った車輌の購入を計画し、乗務員教育の中で一貫した指導の強化を図り、会社全体で進めている。(電鉄会社バス事業)
○「エコドライブ10のおすすめ」の内容については従来より繰り返し運転士に対して教育してまいりましたが、中にはまだ運動の趣旨を理解していない者も多く、徹底されておりません。今般配付していただいたリーフレットやポスターを基に、再度教育をさせていただきました。今後も街頭での指導等、より一層の教育を続けていきたいと思います。(鉄道会社バス事業)