上の図-4は英国のキッド・ミッチェルさんという人がイギリスの当時のTRL(道路局研究所)で行った例です。横軸がステップの高さです。縦軸はどれだけの人が使えるか、その割合です。20センチぐらいですと、高齢者は手すりがあればほとんど使えることになります。手すりがないと9割弱の人が利用できることになります。ところが、一般のバスで30センチを超えると、途端に高齢者で手すりがあっても6割強しか使えません。30センチを超えるか超えないかは大きなポイントのように思われます。
日本では神奈川中央交通さんが最初に開発したイージーステップというのがあります。 これは20センチから23センチのあたりのステップの高さということで、かなり役に立っていると思われます。
日本では神奈川中央交通さんが最初に開発したイージーステップというのがあります。
これは20センチから23センチのあたりのステップの高さということで、かなり役に立っていると思われます。
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