そういうような、大胆な発想する時が来てしまったということですね、この50年でですね。有史以来のエネルギーを使い尽くしたんです日本は。いや、地球はですね。まだなんだか知らないけど、月に行ってロケット飛ばしてるなんていってるけど、それどころじゃないんですね。
そういうこと誰がいい出すかっていうんです。やっぱり、今日参加して頂いた方々、是非言い出して頂いてですね、やはり規制・法規を強くするということ必要だと思います。
それから田舎の方から通って来る方は通勤になりますけども、パーク・アンド・ライド方式をやはりきちんととるということも大切だと思います。いろんな意味でどうやって、通勤に使うマイカーだけは無くすかということがまず第一なんで、その次はディーゼル自動車の問題が大きく取り上げられて来ます。ガソリンにすればいいんじゃないかという話がありますけれど、C重油も余って、ピッチも余ってどうにもならないっていうのが現状ですから、もうバランスとったものの考え方するっていうと、どうにもならないところまで日本のあるいは世界の構造が来てしまったと。
そういうことを考えると、やはり長谷川先生、いわゆる法律規制というものは必要な時代だと、逆に、私は提案したいと思います。
長谷川:
それから北欧諸国は、環境税といいますか、炭素税なんかとってるわけですけれども、経済界から見ると一般的には環境税とか炭素税については、抵抗感が一般には強いんじゃないかと思いますけれども、大石さんは、この環境税なんかはどんなふうにお考えですか。
大石:
結局ね、家庭生活からも取らなきゃいけないっていう形で、やはりこれは民生用っていうんですか、民生用の税金もやはり炭素税っていう形が一番いいと思いますし、それから産業用というのはいろんな形の、いわゆる車でも電力でも使った量に対する利用税、環境利用税っていうんでしょうか、環境改善利用税ていうようなものを設けるべきだと思います。
長谷川:
それじゃ、出澤さんからはですね、特に自動車に関わるこういう税金の問題ですね、そして自動車の利用について、例えば環境税とかですね、あるいは炭素税みたいなものを取るということになると、例えばどんなふうに車の利用の仕方が変化していくのか、その辺、JAFなんかではどんな議論をされているんでしょうか。
出澤:
はい。私供の方では毎年今頃の季節になりますとですね、政府それから与党税制調査会