どんなふうにブレーキをかけるのか、この二酸化炭素っていうのは、私たちがエネルギーを消費すれば、当然その二酸化炭素は出てくるわけですね。ですから、この二酸化炭素の排出量削減ていうのは、経済活動というものをどうやって、今日も出澤さんの話しで、車の限界・人の限界っていうのがありましたけれども、そういう地球の容量の限界、地球の浄化作用の限界のなかで、程々に経済活動を抑制していくと、いわば持続可能な発展というのが、今流行語になっておりますけれども、持続可能にするためには、今どんなふうに国際間でブレーキをかけたらいいんだろうかってことを話し合う会議が12月の京都での会議なんだと思います。
今まで、丸山先生、北條先生お二人の問題提起を伺いまして、それからこのパネルディスカッションで、6人の方にひとあたりお話をしていただきまして、恐らく会場で、今日お集まりくださっている方は、こういう交通安全と環境問題に大変関心のある、あるいは事業者の立場で、あるいは行政の立場で、あるいは交通事業に関わる働く者、労働者として、あるいは市民として、ドライバーとして関わってこられる方に、今日は会場にもお集まり頂いております。
今までのお話に対して、どういう観点からでも結構ですので、こんな点はどうなんだろうかと、あるいは自分は日頃からこういうことを考えていたんだけれども是非今日のパネリストの方のご意見を頂きたいとか、ご質問、ご意見、ご感想をこの辺で伺いたいと思います。
会場に3人程マイク係を用意しておりますので、どうぞ、お手をお挙げになって会場からもご発言頂きたいと思います。どうぞ。割合い、こういうパネルディスカッションをもちますと、東京とか関西でやりますと大変発言が多いんでありますけど。それから仙台、宮城県でもですね、女性の会合っていうと大変発言が多いんでありますけども、東北の男はですね・・・
《丸山:東北の人はそうなんです。一人いうとワアッとくるんです。》(笑)
・・・東北の男性っていうのは、比較的、私も山形の生まれなんですけどもおとなしい傾向がございます。どうぞ遠慮なくご発言頂きたいと思います。どうぞどなたからでも結構です。手を挙げてください。
はいどうぞ、前から2番目の方。
質問者:
私、交運労協の、今日色々準備している人たちの仲間です。
交通と家庭とどう結ぶのかということがひとつあると思うんですよね。家庭で食べる物は全てなんらかの形で運ばれて来るわけで、交通と家庭ということが、結び付かないと、交通安全にしろ、環境問題にしろ、色々実践が必要だというお話がありましたけれども、