ではないかと、これが、安全教育の第一歩だろうと思っております。
私のいただいた時間がもうなくなっちゃうんですけれども、先程北條先生の方から、エコ関係のいろんなお話がございましたんですが、自動車の場合はですね、ちょっと時間がないんで一言だけ申し上げますが、色々メーカーが工夫していい車がドンドンでてきています。しかし問題はですね、技術で改善する以上に車の台数が増えていくということですね。ですから、技術では追いつかないんです。
従って、有効に、資源を有効にして、環境に優しい車を使わなきゃならないというのが根本だと思うんですよ。
私どもの機関誌に、京都大学の加藤教授に原稿を書いていただいたんですが、「科学技術で解決できると考えている人も多いだろうが、確かにより少ない燃料で現代社会を維持する技術は地球環境対策の一手段として欠かせないけれども、現代社会では、例えば、車の場合は、一台一台の燃費がよくなってもそれ以上に車の台数が増えていってしまうんだ」と、そこが一番根本なんだということですね。
これはまあ、もっと大きな問題として国際的に考えれば、隣の中国みたいなところが、先程のお話にありましたように、自転車が全部自動車になったらどうなんだろうということと当然ドッキングしますし、その車の中のかなりの台数は、日本が作って輸出することに多分なるでしょう。そういうことを考えますと非常に重要な問題じゃないかと思います。一応私の持ち時間がここまでですので、取り敢えずここで終わらせていただきます。
長谷川:
どうもありがとうございました。
では続いて入間田さん、お願い致します。
入間田:
皆さんこんにちは。
私、先程、環境と暮らしネットワークの代表理事ということでご紹介頂いたんですけれども、皆さん、環境と暮らしネットワークを通称「メロン」っていうんですけれどもご存知ないかと思います。これは生協・農協・漁協・森林組合・日専連、これらの団体が中心になって、もちろん一般の市民の皆さん、それから先程お話くださった北條先生やいろんな学者の皆さんが中心になって環境を考える、NGO、ネットワークと考えて頂けたらいいかと思うんです。
私をその理事をしているというふうにご紹介下さったんですけれども、理事というよりは皆さんの目から見れば普通のおばさん、もしかしたら皆さんのご家庭にお一人いらっしゃるかもしれないような、そういうおばさんです。そのいろんな団体の中の生協から出ているんですけれども、生協のメンバーに奥様がなって下さっている方も多いんじゃないでしょうか。