します。工場や車、自動車からの排気ガスによる大気汚染が原因ですということで、やはり自動車からでます窒素酸化物が原因で起こる酸性雨の問題。
それからオゾン層の破壊の問題、オゾン層は、皮膚がんなどの原因になる紫外線を防ぐ役目をしています。エアコン、これ車に使うようなエアコンもそうです。エアコンなどに使われているフロンガスがこれを壊しますということで、車には、今は使われておりませんけど、フロンガスがクーラーには使われておりましたので、これも、自動車が関係している問題としてオゾン層破壊の問題。いずれも、自動車と関係のある地球規模の問題を順次お話しさせて頂きたいと思います。
一番目に上げました地球温暖化問題。これは皆さんよく聞かれている問題でないかと思います。地球が暖まる、要するに地球が温暖化、たくさん厚着をしてしまったような状態になっている。全くですね、この地球に二酸化炭素っていうガスがなかったら、地球の温度はマイナス18度で生物は住むことができません。適度な二酸化炭素がここの周りにあって、まあ適当な洋服を着て快適に過ごしていた地球がですね、その厚着をあまりにし過ぎた、二酸化炭素の量が増え過ぎた、二酸化炭素ばっかりじゃなくてフロンガス、オゾン層の破壊に関係しておりますフロンガスはもっと温室効果が強い。それからメタンガス・亜酸化窒素というようなたくさんの厚着、それもいろんなものを着込んで地球があったまった問題です。
この地球温暖化の問題ていうのは、非常に環境問題の中でも緊急性を有する問題なんですけれども、意外と分かりにくい問題としてなかなか皆さんが実感を持たない問題なんですが、この地球温暖化問題は別名気候変動問題とも申します。
それはなぜかといいますと、地球の周りには空気、それから水がありますが、その地球の温度が上がることによりまして空気や水の動きが活発になるんですね。そうすると、空気や水の動きが活発になることで気候の変動が起こる。それで異常気象が多発するというのが一番温暖化の問題では一番深刻です。そして既にですね、地球温暖化の原因ではないかといわれておりますが、1990年ごろからですね、いろんな災害が増えてきている。
それでアメリカの方ではですね保険会社がこの温暖化問題に一番熱心だと、それはなぜかというと、災害による保険金を支払わなければならない額が近年増えているんだと。
私たちがテレビを見ましても新聞でもですね、大洪水、それから大型台風、干魃、いろんな異常気象のニュースが入ってまいりますが、そういうものと関係する。それからご存知のように、海面の膨脹、それから氷河が溶けるというようなことで海面が上昇致しますと、その海面の中に沈んでしまう国、特に小島諸国といって島国はその土地の3割が海の所に沈んでしまうという問題があって、一番この温暖化問題に真剣に取り組んでおります。
それから砂浜の消失、これは茨城大学の先生が出したデータですけれども、予測データですが、2010年頃日本でこのまま温暖化が進むと、日本の砂浜の80%がなくなってしまうという問題を提起しております。高潮の被害も増加すると。それからそういうことによって、塩水がずっと畑の方に入ってきますので塩害、それから生態系の変化によりまして