ですね。
事故を呼ぶ心、まあ事故特性ですが、軽率、軽信、カッとなる、自分本位と、これら4つは、少なくとも関係しますよと、これ全部データで証拠付けるわけです。そこが大切なんですね。説得してもらうためにきちんと証拠付けるわけです。これ読みやすいもんですから、軽率、軽信、カッとなる、自分本位ってやりましたけどね。
軽率ていうのは動作本位ていう働きなんです。動作が先なんです。いわゆる確認の働き、確認の働きと動作の働きのバランスをいってるんですね。動作の働きの方が強い人は、よく確かめないでパッとやるわけですよ。早いんですよ。いわゆる軽はづみっていうやつですよ。動作が先で確認が後回し。丁度ね子供ですよ、子供。子供はどうでしょう。右を見て左を見て、それから足出すかと。とんでもない。右を見て左見ながら足が前にでてるんですね。速いっていうのね、実は問題なんですよ。適性にめぐまれた人は速いだろうというその動作の速さっていうのがちょっと問題なんですね。確認本位でなきゃだめだ。これ軽率な人、計られちゃうんですね。
軽信というのは、だろう運転。見込みが甘いんです。読取りが甘い。
カッとなること、これは性格ですね。感情傾向。苛々、カッカ、不安定。それから、絶対ゆずんないとこ。「あんた止まんないと思ったら、止まったからぶつかったんだ」全部相手のせいにするわけ。丁度子供、酔っぱらい、急いだ時もこれになります。酔っぱらった時もこれが出てくるかどうか、ちゃんと客観的にデータを出すわけでございますね。はいその次。
こういうふうに、色々心理検査でもって調べたアドバイスです。
動作本位の人にはどういうことをいうかといいますと、ひと呼吸運動なんです。パッとやる前にひと呼吸動作を押さえてくださいと、そういうことを午前中30分、午後30分やってみてくでさいと。一呼吸運動なんていうのは、当局が既に事故を見た時にいってるんですね、これ。そのあとを追いかけてるようなもんです。
軽信傾向。だろう運転の人には防衛運転ですよと。かもしれない運転、切り換えてくださいと。これが難しいんですよ。感情的な感情の構造、これ一番難しいんです。一番難しい。これ運転手さんに教わったんです。職業運転手さんに。「あなたはすぐ頭にくる方だから、なるべく緑を見るようにしなさい」と、こういうふうに、奥様にいわれたというんですよ。はあ、これだなと。確かに緑を見たり遠くを見ますというとね、ひとまわり大きな心になります。同じ問題でもある時は頭にきますけれども、こない時もありますね。こない時は懐が暖かい。いわゆる、その、心が大きいんですよ。心が大きいというと心に遊びができるるわけですね、ゆとりが取れると。そうしますと、ユーモア、ウイットがいえるんですよ。我々の方ではユーモアや、ウイットのいえる人、これが理想的な人格と人柄と、こういってます。まあ、イギリス人みたいになりますとちょっと嫌みったらしいですが。
女子学生に聞いてみたんですよ。「どういう人にひかれますか」と。「関心を持ちます