Californiaの短周期地震観測網(284点)、実時間処理装置(Realtime Processor:U.S.G.S.が開発)及び広帯域・広ダイナミックレンジ地震観測網(TERRA scope)を用いており、自動震源・マグニチュード決定ルーチンにより結果が出る都度、ほぼ瞬時にpagers(ポケットベル)を通じて利用者のパソコンに表示される、というシステムとなっている(観測網の存在する地域においては、M1.8以上が検知範囲である)。
研究支援者としては、自治体のほかガス、鉄道、電力、建設、電話等の公共企業が参加している。地震発生時、参加者は、その震源やマグニチュードに関する情報を即時入手することが可能であり、その情報を応急対策活動等を実施する際の判断に利用している。また、平常時、教育や防災意識の高揚にも活用されている。
さらに、このシステムの将来計画として、上述した「震源等の準実時間配信」のほか、強震計のデータを処理することによる「強い震動が発生した後の強震動分布の『重心』にあたる情報の提供」や「震源からの大振幅の地震波が到達する前に『強震動が襲来する』ことの警告」などが検討されている。